５月15日（月）、本館３階特別会議室で「前田産業育成奨学基金」の令和４年度報告会がありました。この基金は、株式会社前田産業から本学園へ贈呈された寄付金によるもので、各設置校の学生・生徒・園児の課外活動などへ助成しています。

　報告会には、株式会社前田産業代表取締役社長 木村洋一郎氏、株式会社前田産業総務部本部長 前田一美氏、本学園より目黒純一理事長、細江守紀学長、高橋裕文付属中学校・高等学校校長ほか２名が出席しました。

　令和４年度の助成で、大学においてはトレッドミル（ランニング用マシーン）、付属高校・中学校では課外活動におけるICT機器の活用として電子黒板、ノートパソコンなど、付属幼稚園ではとび箱などを購入し、課外活動環境が年々充実しています。

　報告会で、目黒理事長は「新型コロナウイルス感染症が季節性インフルエンザと同等の『５類』の扱いになったことで、キャンパス内には多くの学生・生徒・園児たちの笑顔が戻ってきています。学生・生徒・園児たちが夢を持って学園生活に取り組むことができるよう、貴社のご支援を日々の活動につなげていきます」と挨拶。各設置校長からも、感謝の意が述べられました。

　木村社長は、「付属高校在学中の３年間は私の人生のなかで一番充実していた時期であり、この時期に学んだことを現在も実践しています。今後も支援を行っていきたいです」と話しました。

　報告会終了後には、今年度の寄付金が贈呈されました。

【株式会社前田産業】1962年創業。主業務はビル解体と産業廃棄物処理。熊本市に本社、国内５か所に支店のほか、県内にリサイクルセンター、事業所を置く。本学１号館、２号館、３号館の解体作業も請け負う。