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2020.10.16 全学科
第10回付属中学校体育大会「紫風祭」を開催

 10月3日(土)、大江グラウンドにて第10回付属中学校体育大会「紫風祭(しふうさい)」を開催しました。今年のテーマは「奏」。これは、新型コロナウイルスの感染拡大という困難な状況下においても「一丸となって新しい風を奏で、紫風祭を創り上げよう」という思いが込められたもの。一時は開催も危ぶまれましたが、観戦・応援者の制限、来場者リストの作成、手指消毒などの感染防止対策を徹底し実施にいたりました。

 

 前日には付属高校体育館で全校集会が行われ、かつて団長・副団長を務めた1~3期生のOB・OGからのメッセージ動画がスクリーンに映し出されました。サプライズでのメッセージを受けて生徒たちは、感動しながらも、先輩たちから受け継ぐ紫風祭への思いをより一層強くした様子でした。

 

 大会当日の開会式では、第1期生からスクールカラーの「紫紺」を基調とした優勝旗が贈呈されました。これは、第1期生が協賛し、10回目の紫風祭を記念して制作したもの。2日連続のサプライズに生徒たちは驚き、笑顔で喜びました。

 

 競技は徒競走などの個人競技をなくし、学年ごとに行う団体競技を午前中のみ実施。競技内容は、生徒たちがソーシャルディスタンスを保って行うことができるものを考案し、工夫を凝らしました。例年2・3年の男子で行っていた"組体操"は、陣形を変えながら行進する"集団行動"に替え、生徒が考えた「動き」を教員と相談しながら完成させました。接戦の末に赤団が優勝し、最後は全校生徒で軍手とマスクを着用したうえで、エアータッチを行い、ゼロから創り上げた新しい紫風祭の成功を分かち合いました。

 

1期生からの優勝旗贈呈メッセージは下記からご覧いただけます。