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2022.06.17 全学科
「前田産業育成奨学基金」令和3年度報告会がありました

 6月14日(火)、「前田産業育成奨学基金」の令和3年度報告会が特別会議室でありました。この基金は、株式会社前田産業から本学園へ贈呈された寄付金によるもので、各設置校の学生・生徒・園児の課外活動等へ助成しています。

 報告会には、株式会社前田産業 代表取締役社長 木村洋一郎氏、株式会社前田産業 総務部本部長 前田一美氏、本学園より目黒純一理事長、細江守紀学長、伊藤良高付属中学校・高等学校校長、境章付属敬愛幼稚園園長ほか2名が出席しました。令和3年度の助成で、大学においてはトレッドミル(ランニング用マシーン)など、付属高校では体操部のスプリング式跳躍板やオンライン配信用のビデオ機器一式など、幼稚園では室内遊具収納ワゴンを購入しました。

 目黒理事長は「新型コロナウイルス感染拡大防止のため、学校行事の中止や変更を余儀なくされましたが、学生・生徒・園児たちは新しい学びのスタイルに順応しながら、『学びとめない』日々を過ごしています。支援いただいたご厚意を日々の活動につなげていきます」と挨拶。続いて、各設置校長が購入内容を報告。伊藤校長は「体操部では新しく購入した跳躍板で、部員の技術的パフォーマンスの向上や、新品の器具で練習できるという喜びから日々のモチベーションを上げるといった効果が見られ、熊本県高校総体では優秀な成績を収めることができました」と感謝の言葉を述べました。

 木村社長は、「付属高校在学中に、人をたてるということがいかに大事かということを学びました。地に足をつけ、地道に進んでいけば、会社も成長し続けることができると思っています。高校の3年間が現在に大いに役立っていて、建学の精神である『自由闊達』が自分に合っていたのだと思っています。今後も支援を行っていきたいと考えています」と話しました。

 報告会終了後には、今年度の寄付金が贈呈されました。

 

【株式会社前田産業】1962年創業。主業務はビル解体と産業廃棄物処理。熊本市に本社、国内5か所に支店のほか、県内にリサイクルセンター、事業所を置く。本学1号館、2号館、3号館の解体作業も請け負う。