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2023.02.01 全学科
付属中学校3年の堤愛菜さんが環境フォト・コンテストで3年連続受賞

 2022年度の全国環境フォト・コンテスト「わたしのまちの〇と×」(主催:出光興産株式会社)の中学生部門で堤愛菜さん(3年)の作品が審査員特別賞を受賞しました。これは「身近な環境の良いことと悪いこと」を2枚1組の写真で表現するもので、今回は小中高校部門を合わせて14,259点(中学は7,841点)の応募がありました。

 堤さんは付属中学校・高校で行われている、自ら考え行動することで学びを深める「深学科プログラム」の一環として1年次から応募。20年度に優秀賞、21年度には最高賞の金賞に輝き、今回の審査員特別賞を合わせて、同コンテスト史上初の3年連続受賞という快挙を成し遂げました。

 今年度は「在るべき場所と反対色」と題し、1枚目は祖母の家(高森町)でアジサイの花の上で寄り添う日本アマガエルとカタツムリを、もう1枚は江津湖(熊本市中央区)で外来種であるボタンウキクサの葉とアメリカザリガニを被写体に撮影。ともに色鮮やかな写真ながらも、日本の生態系が脅かされているというメッセージを込めた点が評価されました。

 堤さんは「幼いころから好きだったカエルなどの生き物を、市内であまり見かけなくなった理由を考えたときに、身近な環境問題として『外来種』というテーマにたどり着きました。3年連続で入賞できてとても嬉しいです」と受賞の喜びを語りました。

 

※全国環境フォト・コンテスト入賞作品の詳細についてはこちらから