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2023.06.30 全学科
付属中学校の生徒が4年ぶりにインターンシップを経験

 5月17日(水)から19日(金)までの3日間、付属中学校の2年生80名がインターンシップに参加しました。これは、総合的な探究の時間「深学科プログラム」の一環で、校外のコミュニティとの交流を通じて実際の仕事を経験し、働く人の思いを学ぶことを目的に行ったもの。飲食店、教育関係、病院、ホテル、卸業者などの33団体の協力を得て、4年ぶりに実施しました。

 生徒たちは、インターンシップ実施前に、自ら受け入れ先とのアポイントメントを取って事前に打ち合わせ、交通手段など綿密に準備しました。また、深学科プログラムのテーマが「福祉と平和」ということで、生徒たちはインターンシップ先で「困っている人」に着目。人々への貢献を重視し、相手の立場を理解して、自分たちがどのように支援し、行動できるかを考えました。
 インターンシップ実施後の学年集会では、各クラスの代表者が1名ずつ登壇し「働くことの大変さを知った。製菓店では、商品にリボンを結ぶ際も、お客様へ心を込めて一つひとつ丁寧に行われていて、重要な仕事であることを学んだ」など、職場での感想を発表しました。

 インターンシップを経て、周囲の人に目を向け福祉の心を培った生徒たちは、今後「人と命」についての理解を深め、後期は広島研修などを通して「平和」について学んでいきます。