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2023.07.11 全学科
「子ども家庭福祉演習Ⅱ」で付属敬愛幼稚園と交流企画を実施

 6月20日(火)、子ども家庭福祉学科の「子ども家庭福祉演習Ⅱ」(担当:二子石諒太講師、本吉菜つみ講師、上原真幸講師)で、付属敬愛幼稚園との交流企画、「集まれ、敬愛っこ!子福っこ!」を実施しました。これは、演習形式で保育の実際を専門的に学ぶ授業の一環で、園児たちと自然との触れ合いを通して実践的に学ぶことを目的に行われたもの。コロナ禍の影響で園外活動が少なかった同園と学科の取り組みが一致して実現したもので、年少クラスと年長クラスの園児約60名が参加しました。

 敬愛幼稚園を訪れた学生約50名は、園児とペアになり大学構内へ移動。年少クラスの園児たちは、学生と一緒にしっぽとり遊びを行い、広いグラウンドを笑顔で駆け回りました。年長クラスの園児たちは、図書館前など構内で五感を使って自然を感じながらフィールドビンゴ(ネイチャーゲーム)を体験しました。園児たちはキャンパス内を散策しながら「まるいもの」「たからもの」などを自然のなかから探し、学生が園児一人ひとりに手作りした「おさんぽバック」に収集。学生たちは約40分間、園児たちと木の実や草花に触れたり、においをかいだりするといったさまざまな体験を通じて子どもたちと交流しました。

 参加した園児たちは喜びの笑顔で、「今日見つけた『たからもの』はママに見せる」と話しました。参加した佐藤駿成さん(3年)は、「身長差があるので、園児と視線を合わせて言葉かけをすることを心掛けました。屋外なので、段差など園児に危険なものはないか注意しつつ、いろんな『発見』を一緒に楽しみました」と述べました。

 今後も本科目では継続的に同園との交流の時間を設け、保育の実際について体験的に学びを深めることで、保育者として求められる専門的かつ実践的な知識・技能の習得をめざします。