6月22日（火）、「前田産業育成奨学基金」の令和2年度報告会がありました。この基金は、株式会社前田産業から本学園へ贈呈された寄付金によるもので、各設置校の学生・生徒・園児の課外活動等へ助成しています。

　報告会には、株式会社前田産業 代表取締役社長 木村洋一郎氏、株式会社前田産業 総務部本部長 前田一美氏、本学園より目黒純一理事長、細江守紀学長、伊藤良高付属中学校・高等学校校長、境章付属敬愛幼稚園長ほか5名が出席。

　令和2年度は、大学ではトレッドミル（ランニング用マシーン）、高校では筝曲部に琴、郊外学習用ICT機器、幼稚園では熱中症対策のミストクーラー、折りたたみ式鉄棒などを購入し、課外活動の充実、教育活動のレベルアップが図られています。

　目黒理事長は「ご寄付いただきありがとうございます。昨年は新型コロナウイルス感染症感染拡大で、学校行事の変更や中止を余儀なくされました。このような厳しい状況のなか、学生・生徒・園児たちは、新しい学びのスタイルで、学び続けています。本学園では、これからも、皆が夢を持ち続けて学園生活を送ることができるよう努めていきます」と挨拶。続いて、各設置校長より感謝の意が述べられました。

　木村社長は「自社においても、社員に対しICT関連の教育に力を入れており、教育の重要性を感じているところです。これからも支援を続けていきたいと考えています」と話しました。

　報告会終了後、今年度の寄付金が贈呈されました。